【追記:2021年6月21日】好評のうちに終了いたしました!


セミナー終了後には質疑応答の時間を設け、ご来場者様からたくさんの質問をいただきました。

Q1:同じ機種でも、1台1台音はちがうのですか?個体差は一般の人でも分かるのですか?

A:大量生産のメーカーでは個体差は無く、均一なことが当たり前ですが、木材素材、組み立てた人、弦を張る人、調律・整調した人の個性、感覚が違うので、1台1台の個体差は確かにございます。一般の人でも感じることはできるはず。私は本国の技術製作者をよく知っているので、ピアノを見れば誰が作ったのかまで分かります。

Q2:ハンマーシャンクの違いでどれだけ音の差がでますか?

A:とても良い質問ですね。シャンクの木素材でハンマーへの反応と振動波形が違うので、音の響き・音色が変わります。打楽器のバチのように大切な部品です。

Q3:ベヒシュタイン社では、グランドとアップライトどちらが売れますか?やはり、グランドが良いのでしょうか?

A:これも素晴らしい質問ですね。音量や表現のキャパシティ、タッチの連打性能は、グランドが優っています。が、ベヒシュタインは、スタインウェイのような遠くに飛ばす音量の大きさ、華々しい音ではなく、弦の響き、和音の色彩、繊細な音質が表現できるのか特徴です。世界三代メーカーの中でも、特にアップライトに力を入れています。キングオブアップライトと言われる由縁です。

一流といわれるピアノブランドには、「響き」を生み出す設計上のコンセプトがあります。
1853年に、カール・ベヒシュタインがベルリンで創業して以来、ベヒシュタインピアノは、数々の偉大な音楽家に愛されてきました。豊かな基音と温もり。豊かで独立したクラシカルな響き、高度な要求に確実に応える正確さ。これこそが、ベヒシュタインの個性です。リスト、ブラームス、ドビュッシー、ラヴェル、ラフマニノフ、バルトーク、ブゾーニといった偉大な音楽家にインスピレーションを与え続けたベヒシュタインの響きは、材料の選定から加工まで、伝統に根ざした職人の熟練した作業と幾度もの厳しい検査を経て、世に送り出されます。
今回は、ベヒシュタイン響きの秘密について、ベヒシュタインジャパン ピアノ技術者の向井一秀氏をお迎えし、技術者の立場からの考察を交え探っていきます
ピアニストの求める豊かで繊細な音楽表現は、ベヒシュタインでなぜ可能になるのでしょうか。ピアノ内部のメカニックをご覧いただきながら、その秘密の一端を謎解きます。

2021年6月20日(日)
(1) 10:30〜 日本ピアノギャラリー新東京店ショールーム
(2) 15:00〜 日本ピアノギャラリー横浜店ショールーム

【ゲスト】向井一秀(ベヒシュタインジャパン ピアノ技術者)
【使用ピアノ】 ベヒシュタイン、W.ホフマン グランド&アップライトピアノ

入場無料、完全予約定員制
各ショールームまでお電話またはメールにてご予約ください。
※ご来場者プレゼントあり。
※入場時の検温、アルコール消毒等のご協力をお願いします。

ー毎月第3日曜日イベント開催中ー
7月は7月18日(日)に開催予定です。